2022年12月24日に公開し、大ヒットになった『劇場版 呪術廻戦 0』が5月28日に「終幕」と題して劇場公開を終了した。TOHOシネマズ新宿では最終日の舞台挨拶が実施され、朴性厚監督、アニメーション制作MAPPAの代表取締役・大塚学、アニメーションプロデューサー・瀬下恵介、さらに緒方恵美ら声優陣が登壇。全国342館に生中継する異例のフィナーレとなった。
最終日の破格の盛り上げは、本作の大ヒットの結果を受けてのものだろう。5月28日までの公開156日間で動員数977万人以上、興行収入137億円突破する記録破りの成果となったからだ。これは国内興行成績で歴代14位に相当する。
『劇場版 呪術廻戦 0』は、海外でもヒットを続けている。海外配給をするクランチロールによれば、22年5月まで世界70ヶ国以上で劇場公開、日本を含むグローバルでの興行収入は1億8700万ドル(237億円)に達した。国内興行を除いてもおよそ100億円の興行収入があった計算だ。
今後公開される国もあるが、これまでに北米2500スクリーン以上、ヨーロッパ/中東/アフリカで1800スクリーン以上と大規模な配給でファンのニーズに応えた。なかでも北米(米国・カナダ)は興行収入3400万ドルと日本円で40億円以上の結果を残す。それ以外の国でもフランスで週末興行3位、メキシコで週末興行2位、アルゼンチンで3位など広い地域で作品が支持されていることが分かる。
『劇場版 呪術廻戦 0』
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