リアルタイムモーションキャプチャなど導入、バンダイナムコ「未来研スタジオ」

「MIRAIKEN studio」(未来研スタジオ)

 バンダイナムコエンターテインメントは、次世代のエンタテインメントを創造・発信する自社スタジオ拠点「MIRAIKEN studio」(未来研スタジオ)を2021年5月26日に東京都港区芝の本社内にオープンした。高品質な大型LEDディスプレイを常設したスタジオだ。
 最新のテクノロジーを取り込むことで、新時代のエンタテインメントに相応しい高度な映像表現を可能にする。バーチャル空間内に現実世界の演者が入り込む新たな演出は、ゲームやアニメーション、インタラクティブコンテンツなどの新しい映像制作と表現の実現に力を発揮しそうだ。

 「MIRAIKEN studio」の映像づくりを支えるのは「LEDxR」と呼ばれるシステムで、バーチャル空間やゲーム、ライブ素材を合成し、拡張する。高品質な巨大パネルは4面設置され、xR技術やリアルタイムモーションキャプチャも完備する。
 スタジオは「A studio」、「B studio」の2つが用意されている。A studioは壁と床の4面全てがLEDで囲まれている。また壁面には4K対応の高精細2.6mmピッチLEDを使用している。B studioはモーションキャプチャ撮影やスチール撮影、ラジオ収録などに対応する。特にモーションキャプチャ撮影時にはB studio のアクターの動きをA studioで映し出すキャラクターにリアルタイムで連動させることができる。仮想キャラクターとのコミュニケーション演出に多様性を生み出す。

 バンダイナムコエンターテインメントは今回のMIRAIKEN studioを設立の理由に、コロナ禍においてオンラインを通じたエンタテインメントの重要性が増していることを理由にあげる。
 またMIRAIKEN studioを拠点にバンダイナムコグループ内のIPを軸にした相互連携や協力を拡大する。技術とコンテンツだけでなく、グループ内組織の賭け合わせも目指す。

「MIRAIKEN studio」(未来研スタジオ)
公式サイト https://miraikenstudio.bn-ent.net/

関連記事

アーカイブ

カテゴリー

ピックアップ記事

  1. 第2回新潟国際アニメーション映画祭
     今年3月に初開催されて話題を呼んだ新潟国際アニメーション映画祭が、2024年3月に第2回を迎える。…
  2. 『いきものさん』© 和田淳・ニューディアー/東映アニメーション
    『いきものさん』の製作で多くの人が驚いたのは、東映アニメーションがそれを担当することだろう。世界的な…
  3. MIFA東京都ブース2023
     東京都がこの10月、11月に、アニメーション分野で海外進出を目指す企業や個人事業主に向けた連続セミ…
ページ上部へ戻る