東映グループ会長・岡田裕介氏が死去、グループ各社の取締役も務める

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 映画会社の東映は、代表取締役グループ会長の岡田祐介氏(本名・岡田剛)が2020年11月18日に死去したことを明らかにした。これに伴い代表取締役を退任した。またグループ会社東映アニメーションの取締役も退任となった。
 岡田祐介氏は1949年生まれ71歳、俳優、プロデューサーを経験した後に1988年に東映に入社、以来30年以上にわたり東映の経営で大きな役割を果たしてきた。2002年に代表取締役社長、2014年に代表取締役グループ会長に就任している。東映の社長・会長を務めて中興の祖とされる岡田茂氏の子息でもある。
 東映グループでは各社の取締役などでもあった。配給会社のティ・ジョイでは代表取締役社長、東映アニメーションでも長年取締役を務めている。東映では社長の手塚治氏も代表取締役を務めていたことから、手塚氏が経営面をまとめることになりそうだ。

 映画プロデュースの代表作は『天国の駅』、『北の零年』、『動乱』など。岡田氏は実写映画だけでなく、アニメ映画にもプロデューサーとしてクレジットされている。東映アニメーションの『手塚治虫のブッダ -赤い砂漠よ!美しく-』といった作品がある。

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