タカラトミー国内玩具好調で第2Qの利益予想上方修正 海外不振、為替差損もカバー

ファイナンス決算

10月27日、玩具大手のタカラトミーが、2017年3月期第2四半期の連結業績予想の修正を発表した。売上高は当初見通しの780億円を下回る765億円となるが、利益面は大きく引き上げられる。営業利益は10億円から25億円に、経常利益は7億円から16億円に、純利益は2億円から5億円に変更された。

売上高の減少は、同社が想定していた以上に円高が進んだことから海外売上高が減少した。タカラトミーは売上高のおよそ4割が海外事業で構成されている。海外動向は、全体に与える影響も大きい。
しかし、利益率は国内事業が高く、今回も国内の玩具ビジネスの好調が営業利益の伸びを支えた。経常利益でも海外子会社向けの外貨建債権の評価替えなどで為替差損を計上したが、見通しより増加する。同様に純利益でもオセアニアでのベビー商品の無形固定資産の減損損失5億1000万円の特別損失としたが、これもカバーする。前年同期比では、減収増益の見込みだ。

一方、通期業績予想は、玩具企業にとって売り上げが集中する年末商戦の見通しの精査が必要としている。今回は、見通しの変更はしていない。

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