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サンライズが実写制作 本広克行監督「新ガンダムビルドシリーズ(仮)」
- 2020/2/21
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アニメ製作大手のサンライズが、実写映像作品を制作することが明らかになった。2020年2月21日、サンライズは人気アニメ「ガンダムビルドダイバーズ」シリーズの今後の施策を相次いで発表した。
新展開に伴う新作番組は3タイトルあり、テレビ放送・配信で展開する『ガンダムビルドダイバーズRe:RISE』の第2シーズン、ガンプラバトルを中心に映像とする『ガンダムビルドダイバーズシリーズ バトローグ(仮)』。いずれもアニメシリーズとなる。そしてシリーズ初の実写版である『新ガンダムビルドシリーズ(仮)』である。
『新ガンダムビルドシリーズ(仮)』は、監督に本広克行氏を起用する。実写映画・テレビドラマの『踊る大捜査線』や、アニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』の総監督でも知られる大物監督だ。現在はプロダクション I.Gに所属している。
かねてよりガンダムファンとして知られ、アニメ作品にも関わってきたが、それでも今回の発表はサプライズだろう。とりわけサンライズが自ら実写作品、監督に本広克行氏起用は大きな話題になる。
作品は作中にも登場するガンプラが発売開始40周年となったものを記念したものだ。作品の長さやリリース形式、公開次期などはいずれも未定としている。ガンプラで戦うバトルが実写でどう描かれるのか、楽しみに待つファンは多いだろう。
ガンダムビルドシリーズは、2013年にスタートした『ガンダムビルドファイターズ』がスタート。ガンダムが兵器として活躍するSFシリーズとは一線を画し、ガンダムのプラモデル「ガンプラ」での子どもたちのバトルを描く。
新しい世界観で子どもたちに人気を博し、新世代のガンプラファンも生み出している。その後シリーズが続いている。
『ガンダムビルドダイバーズRe:RISE』はその最新テレビ・配信シリーズになる。4月からガンダムチャンネルで先行配信、続いてBS11、TOKYO MXで放送される。
『ガンダムビルドダイバーズシリーズ バトローグ(仮)』は、作中に登場するメカをファン投票で決定するというファン参加型の企画になる。こちらの配信や放送の方法は未定、リリース時期もまだ決まっていない。
ガンダムシリーズは複数の作品を同時に展開することで人気を博してきた。そこから派生的に誕生した「ビルドダイバーズ」シリーズも、同じように多角展開することで、さらに認知度を広げる戦略のようだ。