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2019年国内動画配信市場26%成長、デジタルコンテンツ協会調べ
- 2020/4/28
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一般財団法人デジタルコンテンツ協会(DCAJ)は、このほど「動画配信市場調査レポート2020」を発刊した。DCAJは毎年、動画配信の市場動向を独自にとりまとめており、その最新版になる。近年の市場拡大でますます高まる動画配信ビジネスの現状を知る貴重な資料となっている。
実際「動画配信市場調査レポート2020」では、国内動画配信市場の成長が加速していることがわかる。2019年の市場規模は2770億円と、前年比で26%増、金額で570億円増の高い伸びとなっている。市場が拡大しているにも関わらず、16年12%増、17年13%増、18年19%増と伸び率自体が大きくなっている。
DCAJでは定額制見放題サービス(SVOD)の拡大、継続的な広告宣伝の効果、見逃し配信の浸透、、動画配信プラットフォーム事業社と通信系事業者との連携などの施策が効果を上げていると説明する動画配信の視聴が定着し、ユーザー層が拡大した。
映像視聴の点では、すでにビデオレンタルや、ビデオソフト販売に匹敵する勢いがある。ビデオ販売では日本映像ソフト協会が発表する1590 億円を大きく越えており、3000億円規模と見られるビデオソフト販売とビデオレンタルの合算も数年以内に超えてきそうだ。
DCAJは今回の調査のなかで、2024年には動画配信市場は3440億円まで成長すると推定している。映像販売レンタルの主戦場は配信に移りそうだ。
「動画配信市場調査レポート2020」では、市場のさらなる分析のほか、国内16 の主要な映像プラットフォーム事業者の動向をとりまとめている。さらに映像メディア総合研究所代表四方田浩一氏による「TVODも伸長し、さらなる拡大が期待される2020年動画配信市場」も巻頭特別寄稿としている。
デジタルダウンロード版で12,000円(税別)。SPIインフォメーで購入できる。
『動画配信市場調査レポート2020』
http://www.dcaj.or.jp/project/sale/index.htmhttp://www.dcaj.or.jp/project/sale/index.htm