2019年9月21日(土)と22日(日)の2日間、京都で開催されたアニメ・マンガの総合イベント「京都国際マンガ・アニメフェア2019(京まふ2019)」の総動員数が、4万7160人となった。主催者である京都国際マンガ・アニメフェア実行委員会より発表された。
企業展示などのあったメイン会場みやこめっせの動員は29,096人と前年より3.6%減少したが、京都国際マンガミュージアムや東映太秦映画村、ファミリー企画などの動員が前年の1万1517人から1万8064人(56.8%増)と大幅に伸びた。会場の大きさに限りがあるみやこめっせでなく、イベントを広く展開したことが盛況につながった。総動員数では過去最大になる。
京まふは関西圏から、アニメ・マンガ文化を発信しようと2012年からスタート、今年で8年目を迎える。アニメ分野では3月のAnimeJapanが春期の新番組の盛り上げになるのに対し、9月開催で秋期の新番組を盛り上げる場となり、年々大きくなっている。
みやこめっせ会場では過去最大の69企業・団体が出展し、最新の作品やサービス・商品などを紹介。ロームシアター京都サウスホールとみやこめっせを合わせたステージイベントは、25プログラムが用意された。
またアニメだけでなく、マンガの比重も大きくマンガ関連の大型イベントとしても注目が高い。原画の展示や、マンガ家志望者の持ち込み原稿を受けつける「マンガ出張編集部」が人気だ。
人材育成は京まふの特長のひとつになっている。このほかにも「京都アニメ・ゲーム企業キャリアフォーラム」、「クリエイター向けセミナー」が設けられている。
京都国際マンガ・アニメフェア2019 (京まふ)
http://kyomaf.kyoto