アニメ企画・制作のギャザリンホールディングの関係会社であるモンスターズエッグ株式会社が、第三者割当増資を実施。個人投資家の片山晃氏が新たに主要株主になった。片山晃氏は株式投資などを通して、小さな元手でから数十億円単位の資産を築いたとして著名だ。
モンスターズエッグは2018年10月に第1回第三者割当増資を行い、片山晃氏が1億7800万円で引き受けた。同社の資本金は2億円となった。
ギャザリンホールディングは2009年に、GDHやDLEなどでコンテンツビジネスの経験がある戸田和宏氏が設立。アニメーション制作やプロデュースなどを行う。
ギャザリング、Karasfilms、レスプリといったグループ制作会社を抱えるほか、2016年にはアニメーション制作のドメリカとも資本・業務提携を結んでいる。
モンスターズエッグはそのドメリカと共に、2018年9月に設立されたばかりの会社である。今回は個人投資家の出資を得ることで資本力を増強し、VTuber事業やフル3DCGアニメーション事業を展開する。