プロダクションI.Gとエイベックス 実写映画の共同製作レーベル設立、押井監督、本広監督など

提携

 アニメーション制作大手のプロダクションI.Gと映像・音楽の大手エイベックスが、実写映画の製作で、継続して取り組むことになった。2019年3月25日、プロダクション I.Gとエイベックスが、実写映画の共同プロジェクトとして新たなレーベルを設立したことを明らかにした。
「シネマラボ」と名付けられたレーベルは実写映画を専門とする。すでに押井守監督と、本広克行監督の映画を制作している。公開時期は調整中だ。
 レーベルのコンセプトは、数多くの傑作を世に送り出すトップクリエイターの作品。「質」と「世界観」で勝負できる映画を目指すとしている。

 プロダクション I.Gはアニメ製作のIGポートの中核会社で、90年代より数多くのヒットアニメを制作してきた。しかし実写映画は長年手をつけず、2016年の押井守監督の『ガルム・ウォーズ』、2017年の本広克行監督の『亜人』で本格的に乗り出す。
 押井守監督は『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』、『イノセンス』などで長年プロダクション I.Gとアニメを作ってきたが実写映画も撮る。実写出身で近年はアニメにも進出する本広克行監督はプロダクション I.G所属だ。こうしたトップクリエイターの活躍の場として本格的にプロダクション I.Gに取り組む流れもありそうだ。

 エイベックスは音楽分野で存在を示すが、アニメを中心にエイベックス・ピクチャーズを通じて映像ビジネスの開拓に積極的だ。実写映画・実写ドラマにも進出する。
 今回はアニメ分野で存在感の大きな2社が実写映画で手を組む少し珍しいかたちになった。それは事業の多角化が進むアニメの一面を現していそうだ。

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