国内アニメ会社の業界団体である一般社団法人 日本動画協会に、2017年10月1日付であらたに2社が会員となった。東京練馬区の株式会社ディオメディアが正会員に、東京都千代田区の株式会社WOWMAXが準会員として参加する。
日本動画協会は日本のアニメーション産業の発展を目的に、2002年に加盟20社で設立された。アニメ業界に関する情報の収集と発信、調査と研究、人材育成、国内外の団体との協力や調整、交流などを実施する。アニメ製作の関連企業を正会員、業界関連企業を準会員としている。ディオメディアとWOWMAXの加盟で、正会員36社、準会員37社の合計73社となった。
ディオメディアは2005年にスタジオバルセロナとして設立されたのがスタート、2007年に現在のディオメディアとなった。
2010年にはテレビアニメ『侵略!イカ娘』のヒットで注目され、以後多くのアニメを世に送り出している。2016年には自社原作のテレビアニメ『迷家-マヨイガ-』、初の劇場アニメ『劇場版-艦これ-』を制作するなど、着実に業容を拡大している。
WOWMAXは、Wowmax Mediaを通じて北米のアニメビジネスで実績を重ねてきた海部正樹氏が新たに日本法人として2015年に立ち上げた。ハリウッドエリアに専用スタジオを設け、日本コンテンツの吹替え・字幕制作をする。同時に北米マーケティング事業を手がける。
日本法人のWOWMAXも、海部正樹氏が代表を務める。また株主には海部氏のほか、日本コロムビア、東映、ワオ・コーポレーション、旭プロダクション、81プロデュースが加わっている。