「情報メディア白書2016」英語版 電通がウェブで無料提供開始、統計数字を紹介


電通は情報メディア産業の各種統計を「情報メディア白書」として毎年まとめている。2016年は「インターネットの20年」「新しいメディアの潮流」の特集と共に2月にダイヤモンド社より刊行した。
そのエッセンスをまとめた英語版「Information Media Trends in Japan 2016」が電子書籍となり、2016年8月22日よりGoogle Playと電通の英語版公式サイトにて無料で提供を開始した。Google Playでは電子書籍として世界110以上の国と地域にて価格無償でダウンロードできる。電通の英語版サイトではPDFのかたちになる。こちらも無料だ。

「情報メディア白書」は電通総研のメディアイノベーション研究部が、国内のメディア業界を概観する目的で1990年代前半より編著している。豊富なデータと継続的な調査による信頼性の高さで、広告、メディア、ネットなどの専門家に活用されている。
2016年の日本語版「情報メディア白書 2016」は、“インターネットの20年”“新しいメディアの潮流”の2大特集と共に14分野にわたり、600以上にも及ぶ統計データを解説と伴に掲載している。276ページのボリュームで書店や電子ストア(紙書籍と電子書籍)などで販売されている。

「Information Media Trends in Japan 2016」は、日本の情報メディア産業の概観を海外に紹介することを目的に「情報メディア白書2016」のエッセンスを34ページにまとめた。情報メディアの直近のトレンドや主要8分野 新聞/出版(Print)、放送(Broadcasting)、通信(Telecommunications)、映画/ビデオ(Films and Videos)、ポップカルチャー(Pop Culture)、ゲーム(Games)、オンラインサービス(Online Services)、広告(Advertising)の概要と、市場規模などの代表的なデータを英語で紹介する。
アニメーションでは年々の市場規模や海外セールス、歴代の興業収入上位作品などを紹介している。映画では興行収入やビデオグラムの販売推移、マンガでは市場規模、雑誌の発行部数やベストセラーなど。英語ではなかなか説明が難しい日本のエンタテイメト産業の数字を、簡単に把握することが出来る資料となっている。

「Information Media Trends in Japan 2016」
http://www.dentsu.com/knowledgeanddata/publications/発行元: ダイヤモンド社
編著: 電通 電通総研 メディアイノベーション研究部
発行日: 2016年8月22日
価格: 無償

Google Play
https://goo.gl/r8biys

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