
エンタテイメン分野のデータとデジタルマーケティングサービス会社GEM Partnersが、「動画配信(VOD)市場5年間予測(2026-2030年)レポート」を発行。調査の一部として2025年の国内の動画配信市場の動向を明らかにした。
GEM Partnersによれば、動画配信市場で関心の高い定額制動画配信(SVOD)市場の拡大がし加速している。調査では2025年の定額制動画配信市場規模は推計で、6017億円となった。前年比14.3%増と二桁成長で、初めて6,000億円超えた。
また定額制動画配信に、レンタル型動画配信(TVOD)、動画配信販売(EST)を加えた市場では6740億円になる。こちらも前年比13.6%増と高い成長になった。
それでも全体の9割近くを定額制動画配信(SVOD)が占める。動画配信ビジネスの主軸はSVODと見ていいだろう。
GEM Partnersは今後も市場の成長は続き、中立的なベースシナリオでも2030年には動画配信全体の市場は8953億円となる見込みとしている。
市場が二桁の高い伸びを見せたのは、サービス単価上昇と1人当たりの利用サービス数が増加したためだ。期間中、売上トップのNetflixが24年10月に値上げ、Prime Videoも広告あり・なしプラン導入で料金改定した。
また1人当たりの利用サービス数は、前年1.8から2.0に増加している。サービスの利用者数自体は微増だが、延べ利用者数増加が市場の拡大を押し上げた。
サービス事業者別ではNetflixがシェアをさらに伸ばし7年連続首位となった。売上げシェアは27.1 %、となっている。シェアを5.6ポイント広げたが、市場の成長も加えると急成長だ。
2位はU-NEXTでシェアは17.1%、前年よりややポイントを落とした。3位のPrime Videoも1.0ポイントシェアを下げて12.1%だ。ただし市場全体の拡大を合わせると堅調と言っていい。前年から順位を上げたサービスはディズニープラスとTELASAだ。
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