2024年3月23日と24日の2日間、東京ビッグサイトで開催された「AnimeJapan 2024」パブリックデイが、大盛況で幕を閉じた。主催する一般社団法人アニメジャパンは、速報値として総来場者数が13万2557人になる見込みであると発表した。25日、26日開催のビジネスデイの来場人数はこれからとなるため、それも含めると数字はさらに上振れしそうだ。
AnimeJapanは国内のアニメ業界が、アニメの全てを発信するとして2014年にスタート。毎年3月に東京ビッグサイトを会場に実施される。業界あげての一大イベントとしてファンにもお馴染みだ。
しかし2020年、21年は新型コロナ感染症の影響を受けてリアル開催を中止、22年、23年もその後遺症を避けられなかった。2024年は東京ビッグサイトの東展示場1~8を全て活用し、さらに家族向けの「ファミリーアニメフェスタ」、ビシネスデイのリアル開催が5年振りに復帰した。会場に出展する企業ブースも昨年以上に力がはいったものが目立った。
これを受けて来場者数も13万2557人(見込み)と前年比で32%増と急伸した。2019年以前並みに戻った。ポストコロナ禍を印象付けると共に、現在の日本アニメの活況を感じさせるものとなった。
またパブリックデイの閉幕に合せて、早くも来年の「AnimeJapan 2025」の開催が発表された。2024年に引き続き、東京ビッグサイトにて3月に開催される。
パブリックデイは2025年3月22日(土)、23日(日)の2日間、ビジネスデイは2025年3月24日(月)、25日(火)の2日間。こちらも今年と同様週末2日間のパブリックデイの後に、平日2日間のビジネスデイが続く。2025年も、活況が期待出来そうだ。