バンダイナムコホールディングスは、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)にグループで出展する企業パビリオンの名称を「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」に決定した。またパビリオンの外観デザインを発表した。
バンダイナムコホールディングスは、2025年の万博で人気アニメシリーズ「機動戦士ガンダム」を軸に展開することをこれまでに明らかにしていた。パビリオンの名称にも“ガンダム”を掲げることで、会社を代表する作品のイメージを用いてパビリオンのテーマである未来を表現し、さらに作品ブランドもアピールする。
外観デザインは、未来のスペースエアポートをイメージしている。またパビリオン全体は『機動戦士ガンダム』の舞台に登場する宇宙世紀を念頭にした「もうひとつの宇宙世紀」を舞台にする。宇宙に生活圏を伸ばした時代の人類の世界観を表現し、未来社会の課題解決に向けてガンダムと人類が共存する未来を提示する。
バンダイナムコホールディングスは、玩具、ゲーム、アニメ・映像、音楽などを中心とする日本有数のエンタイテイメント企業だ。今回の万博では、10余りの企業パビリオンに単独出展する数少ない企業のひとつとなった。万博の参加により、国内そして海外への自社ブランドの認知拡大する狙いがありそうだ。
その重要なプロジェクトの中心となった『機動戦士ガンダム』は、1979年にテレビアニメが放送されたSFロボットアニメがスタートとなっている。その後、シリーズ化され、これまでにくつもの関連作品が製作されてきた。
さらに玩具やゲーム、グッズなど様々な展開をすることで、巨大ビジネスとなっている。これらの商品・サービスは、バンダイナムコグループ全体を支える最も重要な柱だ。万博期間中には、今後のガンダムのさらなる可能性について発表する予定だという。万博を機に、ガンダムブランドはさらに大きく展開することになりそうだ。