ガンダムシリーズの魅力を英語で発信し、米国などのファンに届けるオンラインイベント「GUNDAM ONLINE EXPO」が2020年8月20日からスタートする。31日まで12日間にわたり、様々な企画やコンテンツをファンに向けて発信する。
イベントはバンダイナムコグループの米国販売会社バンダイナムコ・コレクティブルス(ブルーフィン)が主催する。ガンダムを創り出すサンライズをはじめバンダイナムコグループ各社が参加し、グループ全体で米国におけるガンダムを盛り上げる。
ガンダムシリーズの世界での人気は、これまで日本を含むアジア圏が中心となってきた。北米やヨーロッパは『新機動戦記ガンダムW』や『機動武闘伝Gガンダム』など一部の作品を除くと、まだまだ人気開拓の余地がある。
同時にバンダイナムコ最大のシリーズタイトルであるガンダムの米国攻略は、グループの課題となっていた。2018年に玩具流通の有力販売会社ブルーフィンを傘下に収めたことで、商品展開の大きな転機になったようだ。作品のプロモーションと合わせて、ガンプラやフィギュアを効率よく販売が出来るようになったからだ。今回は新型コロナウィルス感染症の広がりもあり、初の大型オンラインイベントとして、ファンにアプローチする。
特設サイトでは、まず東京・お台場の「THE GUNDAM BASE TOKYO」で開催中のガンプラ40周年記念特別展「GUNPLA WORLD Ver.MG」をバーチャルで訪れることが出来る。「MG」シリーズガンプラの一挙展示などを楽しめる。
また「GUNPLA Evolution History:ガンプラの進化の歴史」、「Giant GUNPLA Timeline:巨大なガンプラ年表」、ガンプラパッケージの詳細分析「Package In-depth Analysis」と盛りだくさん。川口名人による塗装技術のレクチャー、ゲストインタビュー、パネルディスカッションといった動画コンテンツも用意する。
さらに限定商品の販売が目玉になる。「THE GUNDAM BASE」の限定品やイベント限定アイテムが登場、販売もする。米国ファンのコレクション意欲を掻き立てる狙いがありそうだ。
GUNDAM ONLINE EXPO
https://en.gundam.info/onlineexpo/
2020年8月20日(木)~31日(月)