映画「しまじろうとそらとぶふね」、「うちの3姉妹」などを手がけた映像企画・制作会社のコヨーテが、解散する。2021年に開催された定時株主総会で会社解散を決議し、清算会社へ移行した。
コヨーテは2017年8月に東映が34%、東映アニメーション音楽出版が33%、アニメ制作のDLEが33%の出資でオリジナルアニメの企画会社として設立された。2019年にDLEが持株を譲渡し以降は、東映アニメーション音楽出版と東映の傘下にあった。代表取締役会長を東映アニメーション出身の森下孝三氏、代表取締役CEOを東映出身の吉村文雄氏が務めている。
小さなチームでのオリジナルコンテンツの企画開発を目指してきた。オリジナルコンテンツでは「東映まんがまつり」で上映されたストップモーションアニメーション『りさいくるずー』シリーズを手がけた。
また中国でも映画公開された映画『しまじろうと そらとぶふね』の日本語版の制作プロデュース、また実写映画『超・少年探偵団NEO-Beginning-』なども企画している。