テレビ朝日HDが東映株式を追加取得 持株比率19.68%に上昇

ファイナンス決算

 テレビ放送大手のテレビ朝日ホールディングス(テレビ朝日HD)は、映画会社・東映の持株比率を引き上げる。2020年12月24日にテレビ朝日HDは、12月25日付で東映株式を1.91%取得することを明らかにした。テレビ朝日HDの持株比率は17.77%から19.68%へ上昇する。取得金額は約45億円とみられる。
 テレビ朝日HDは2019年12月にも東映株式を取得し、当時13%の持株比率を引き上げて、持分法適用会社としていた。そらからさらに一年で株式の積み増しに動いた。テレビ朝日HDはコンテンツ制作力の強化を目指すなかで東映との連携関係を強化することでグループの企業価値向上につなげるとしている。

 東映もテレビ朝日HDの株式15.51%を保有し、同社の第2位の株主である。さらにテレビ朝日HDは東映グループの東映アニメーションの株式も19.6%保有する第2位株主であるなど、複雑な資本関係で結びついている。
 またグループ会社のテレビ朝日は、東映の製作する「仮面ライダー」シリーズ、「スーパー戦隊」シリーズや、東映アニメーションの制作する「プリキュア」シリーズ、『ワールドトリガー』などを放送している。ビジネスの相互依存は強く、資本関係の強化を通じて、さらに連携を高めることになりそうだ。

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