アニメ会社のゴンゾは、ブロックチェーンとNFTの技術を活用したアニメ創出プロジェクト「SAMURAI cryptos」をスタートする。これに合わせてプロジェクトシンボルを発表、公式サイトをオープンした。
またブロックチェーンゲーム事業で定評のあるdoublejump.tokyoがプロジェクトにおけるNFT事業支援サービスを担当することも明らかにされた。昨今NFTを活用したアート・エンタテイメント分野の新ビジネスが、社会で大きな注目を浴びているが、老舗のアニメ企業の本格進出でアニメ分野でもNFTへの関心が高まりそうだ。
「SAMURAI cryptos」はゴンゾ代表である石川真一郎氏がプロデューサーをつとめ、国内のトップクリエイターが集結する。『ラストエグザイル』でお馴染みの小林誠氏、『バジリスク〜甲賀忍法帖〜』の千葉道徳氏、『アフロサムライ』の飯島弘也氏の参加が決定している。
彼らが創作したデザインアートをNFTとして販売する。デザインは“サムライキャラクター”をテーマとしており、海外にアピールするものとなる。NFTの特性を生かした国境を超えたグローバルな取り組みを目指しているようだ。第1弾のNFTは2021年秋にリリース予定だ。
ゴンゾはアニメなどの映像文化をグローバルに提供する企業で、「GONZO」のブランドで事業を展開している。今回はブロックチェーンとNFTを通すことで、「新たなアニメIP創出」を掲げる。
doublejump.tokyoは、ゲーム分野でのブロックチェーン技術を活用することを目的に2018年に設立された。「My Crypto Heroes」「BRAVE FRONTIER HEROES」といったブロックチェーンゲームの開発だけでなく、ブロックチェーンゲーム開発支援、NF事業支援サービスなども提供している
「SAMURAI cryptos」 https://samuraicryptos.io/
ゴンゾ http://www.gonzo.co.jp/
double jump.tokyo https://www.doublejump.tokyo/