テレビ東京 アニメ局にアニメ管理部を設立 海外・配信事業拡大に対応

企業ニュース

 テレビ東京は2017年6月27日付で、アニメ局に新たに「アニメ管理部」を新設する。アニメ局は、4月にコンテンツビジネス局からMDビジネス部を移管されたばかりである。テレビ東京によれば、MDビジネス部の移管に加えて、海外事業や配信事業の拡大もあり、計数管理が業務が拡大しているためだ。
 アニメ管理部の設立で、アニメ局はアニメ事業部、アニメ制作部、ビジネス促進部、MDビジネス部、アニメ管理部の1局5部門体制となる。アニメビジネスの伸長と共に、アニメ局の組織も拡大する。
 2017年3月期の同社のアニメ事業の売上高は、169億6200万円で前年比15.1%増、粗利益は61億2800万円(25.3%増)だった。これはテレビ東京の売上高の15%にあたる。

 このほか組織再編では、編成局の下にあったドラマ制作局が制作局に移管された。ドラマ制作部門とバラエティ制作部門が統合される。コンテンツ制作の体制を強化する。

関連記事

アーカイブ

カテゴリー

ピックアップ記事

  1. 第2回新潟国際アニメーション映画祭
     今年3月に初開催されて話題を呼んだ新潟国際アニメーション映画祭が、2024年3月に第2回を迎える。…
  2. 「アニメーションの表現」
     2023年10月23日から11月1日まで開催されている第36回東京国際映画祭は、昨年より上映本数、…
  3. 『いきものさん』© 和田淳・ニューディアー/東映アニメーション
     日本を代表するアニメーション作家として、いま“和田淳”を筆頭に挙げる人は多いだろう。2010年に『…
ページ上部へ戻る