2019年6月14日、エンタイテインメント大手のソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)が、6月24日付の新たな役員、執行役員人事を発表した。グループ会社で映像・ゲームなどを手がけるアニプレックスとその子会社の役員の異動もある。
SMEは6月24日開催の定時株主総会及び取締役会にて、グループ各社は6月下旬の定時株主総会及び取締役会にておいて正式に決定する。
SMEでは代表取締役会長の水野道訓氏、代表取締役社長の村松俊亮氏が引き続き、経営を統括する。新任役員として石川恵子氏が就任する。取締役の今野敏博氏と関島慶典氏が退任する。
石川氏はこれまでも執行役員常務として、人事・総務・リスクマネジメント・コンプライアンス・広報・CSR・ダイバーシティ・品質・環境を統括してきた。またアニプレックス、A-1 Picturesでの取締役の経験もある。
アニメ関連ではアニプレックスで石川恵子氏とやはりSMEの取締役である妹尾智氏が、新たに取締役となる。石川氏はアニプレックスの子会社であるアニメーション制作のA-1 Pictures、CloverWorks、ゲーム事業のQuatro A、映像事業のリアルト・エンタテインメントの取締役にも就任する。
今野敏博氏はアニプレックスの取締役、関島慶典氏はアニプレックスとアニメーション制作のA-1 Pictures、CloverWorks両社の取締役を退任する。
執行役員でも動きがある。海外事業部門を担当する後藤秀樹氏が執行役員から執行役員専務に昇格。またゲーム事業部門の三鍋尚貴氏が新たに執行役員に就任する。