TBSのアニメ事業9億円、前年比17%増「五等分の花嫁」が好調

ファイナンス決算

 2020年5月14日に発表された東京放送ホールディングス(TBS HD)の2020年3月期末決算発表によれば、放送事業子会社TBSテレビのアニメ事業の通期売上高は9億400万円だった。前値比で17.4%の増加だった。売上げ増加は、製作出資した『五等分の花嫁』と『まちカドまぞく』のDVD売上高が好調だったためとしている。
 また映画事業の売上げは、16億4100万円。実写映画『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』がヒットとなったが、公開本数が半分であったことから13.2%の減少だった。
 TBS HD全体では減収減益であった。売上高3567億9600万円(2.6%減)、営業利益131億300万円(29.4%減)、経常利益212億7400万円(26.2%減)である。当期純利益は19.7%増の301億7400万円。

 他局に較べてTBSテレビのアニメ事業は、規模が小さい。しかしこの中にはTBS HDの連結子会社であるアニメーション制作のSeven Arcsの売上は含まれていない。
 今期の決算発表でSeven Arcsの業績には研究されていないが、2019年にセブン・アークス・ピクチャーズは、テレビシリーズで『バミューダトライアングル 〜カラフル・パストラーレ〜』、『劇場版 トリニティセブン -天空図書館と真紅の魔王-』の制作を担当している。2020年4月から放送のテレビシリーズ『アルテ』も手がけるなど、着実に実績を築いている。
 また期中には、関連会社の再編も行っている。アークトゥールスとセブン・アークスを、セブン・アークス・ピクチャーズにより吸収合併したうえで、2019年10月1日付で同社の社名をSeven Arcsに変更した。アニメ事業を一本化した。

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