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ポケモン「ミュウツーの逆襲」海外配給はNetflix独占 2月27日世界一斉配信
- 2020/1/23
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映像配信プラットフォームNetflixで、日本アニメを目玉にしたラインナップの強化、アピールが続いている。2019年1月20日にNetflixは、日本と北米、中国を除く世界でスタジオジブリの長編映画21作品の世界配信を発表したが、翌21日にはさらに大型日本アニメの投入を明らかにした。
日本では2019年7月12日に全国公開した『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』を、2020年2月27日に日本と韓国を除く世界190ヵ国以上で同時に配信をスタートする。
これまで「ポケットモンスター」の劇場アニメシリーズは、日本公開後各国で段階的に劇場公開やDVD/Blu-rayで発売されてきた。しかし『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』は、現在まで海外で劇場公開や放送、映像ソフト化がされていない。Netflixの配信がファーストリリースになる。
「ポケットモンスター」は世界中にファンを抱える人気コンテンツだけに、その最新劇場映画の独占は話題を呼びそうだ。配信を開始する2月27日は、初代「ポケットモンスター 赤・緑」の発売日で「ポケモン生誕祭」として知られている。ポケモン側との連携もぴったりだ。
『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』は、劇場版「ポケットモンスター」のなかでも異色の企画である。劇場第1作で最大のヒット作となった1998年の『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』を、長編としては初の全編フルCGでリメイクした。
ストーリーは従来に較べてシリアスで、より高い年齢層も意識している。日本ではタイトルからも「劇場版ポケットモンスター」を外し、これまでとの違いを打ち出した。近年、活発な「ポケモン」ブランドの多様化、リブランディングのひとつだ。
大衆層により馴染みやすいCG作品とすることで、これまでにないやりかた、幅広いファンにリーチするNetflixを初出しの媒体に選んだといえる。