タカラトミー新任取締役に沓澤浩也氏と富山彰夫氏、社外取締役も増強

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 玩具大手のタカラトミーが、取締役会の機能強化を進める。2020年4月21日に、新たに業務執行取締役2名の増員と、社外取締役3名の就任を決議した。6月26日開催予定の定時株主総会の承認で正式に決定する予定だ。同時期の退任は社外取締役1名のため、全体で3名の増員となる。
 
 業務執行の新任取締役は、専務執行役員CFOの沓澤浩也氏と常務執行役員事業統括本部長の富山彰夫氏である。
沓澤氏は2000年に旧トミーに入社、経営企画室長や連結管理本部長で経験を重ねてきた。2018年より財務部門を統括するCFOを務めている。
 富山氏は2010年にタカラトミーに入社、社欧米戦略室、TOMY International、グローバル R&D 室長など海外事業で実績がある。本年4月より事業統括本部長にも就任した。

 新任社外取締役は、キャップジェミニ代表取締役社長の殿村真一氏、東京電力ベンチャーズ担当部長の伊能美和子氏、サイバネットシステム代表取締役の安江令子氏。重任も含めると社外取締役6人の半数が女性である。
 タカラトミーは、玩具は年齢、性別、地域を問わないボーダレスな商品であることから人材面の多様性が必要とする。今回は女性や情報技術・国際感覚の経験・知見を持つ人材を取締役候補に選任したとする。

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