「アナライズログ」に小学館が出資 プロモーションやコンテンツ開発で協力

アナライズログ

 動画プラットフォームを活用したプロモーション・エージェント事業のアナライズログと小学館が提携をする。2020年4月16日、大手出版社の小学館がアナライズログに出資をすることが明らかになった。両社は国内外に向けたデジタルコンテンツの映像配信事業において業務提携をする。
 アナライズログが得意とするYouTubeやYouTuberを活用することで、小学館のコンテンツのプロモーションをする。また新規コンテンツ、新規事業の開発なども検討していく。

 アナライズログは、Google/YouTubeやエンタテイメント、金融出身者、YouTuberなどのプロフェッショナルが2018年5月に設立した。YouTubeに関するノウハウを基盤に、アニメや日本コンテンツのデジタル戦略/プロモーションを得意とする。
 米国の有力ベンチャーキャピタルからの資金調達を得て、積極的にビジネスを広げる。YouTuberのエージェントにも力をいれており、SUSHI RAMEN【Riku】、なーちゃんねる(Naaachannel)、がっちゃんねる★TheGacchannelなどの人気YouTuberとエージェント契約を結ぶ。

 国内企業では小学館のほか、2019年12月に東映アニメーションとも資本業務提携を結んでいる。国内有力コンテンツ企業と資本も含めたネットワークの強化を目指している。
 コンテンツ企業にとっては、ウェブ、SNSのデジタルメディアはこれまでに以上にプロモーションやファンとのアクセスに重要な存在になっている。しかし、新しい分野であると同時に高度なノウハウが必要な分野でもある。そこでベンチャー企業ながら、豊富な知識を持つアナライズログとの連携を目指す。

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