ブシロード、広告代理店事業に進出 2月1日「ブシロードムーブ」スタート

「ブシロードムーブ」

 ゲーム、アニメからスポーツ、舞台まで幅広いエンタテイメントで急成長するブシロードが、この2月から新たな事業に本格進出する。エンタテインメントやキャラクターをプロモーションする広告代理店事業である。
 これまでもグループ会社の株式会社ブシロードメディアで広告代理店事業は行ってきたが、今回はブシロードメディアからそれを切り離し、別の子会社である株式会社響に移管する。そのうえで響の社名を「株式会社ブシロードムーブ」に変更する。同社がブシロードグループの連結子会社としてIPプロモーション事業を担当する。

 ブシロードは2007年に事業家の木谷高明氏が設立したエンタテイメント企業である。当初は、トレーディングカードゲームで成長したが、その後音楽、スマホアプリゲーム、タレントマネジメント、アニメ製作、スポーツ、演劇など多角的な事業に進出して大きな成功を収めてきた。『カードファイト!! ヴァンガード』や『BanG Dream!』などのヒット作がある。
 ファンコミュニケーションを重視した独自のマーケティングが成長の原動力となっている。今回はインハウスの広告代理店を設けることで、巨大化し、また拡散しがちな様々なIP(知的財産)、ブランドの統合的なマネジメントを目指すことなる。

 ブシロードメディアから代理店事業を引き継ぐ 響 は、2016年に設立された。主要事業は声優事務所の「響」と「HiBiKi」、ウェブラジオ「響 -HiBiKi Radio Station-」、YouTube番組の制作・配信などである。タレントのマネジメント、その情報発信の役割が大きかった。
 今回はこれにコンテンツ企画制作やテレビ広告、ウェブ広告などの様々な宣伝協力事業が加わる。声優マネジメントと代理店事業が共にあることや、YouTubeなどウェブを活用したプロモーションの重視など、スタートからこれまでの広告代理店とはかなり異なった仕組みだ。
 ブシロードムーブでは「プロモーションディベロッパー」を掲げて、広告代理店事業とイベント事業、声優事務所事業、音響制作事業の連携でコンテンツの魅力を世界へ発信する。これまでの事業と同様に、従来の常識を超えた取り組みになりそうだ。

ブシロードムーブ
https://bushiroad-move.com/

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