国内最大規模の総合アニメイベント「AnimeJapan 2020」が、3月21日から24日まで開催される。昨年に続き前半2日間がファン向けのパブリックデイ、後半2日間がビジネス・企業関係者向けのビジネスデイになる。
「AnimeJapan」は2014年にスタートし、毎年3月末に開催される。今年7回目を迎え、アニメファンには既に見慣れた風景と言っていいだろう。
しかし2020年は、これまでと異なる大きな変更がある。東京ビッグサイトにおけるメインエリア会場の変更だ。これまでは東館の全ホール使用で開催してきた。しかし夏の東京オリンピック・パラリンピック対応のため使用が出来なくなっており、新たに西ホールと南ホールの全てを利用するかたちになる。東ホール以外での開催は「AnimeJapan」初になる。
これによりメインエリアの会場面積は、2019年より20%以上縮小する見込みだ。お馴染みのエリア構成も大きく変わる。
公式サイトによれば企業出展は西ホール2~4と1の一部、南ホール3と4、併催の「ファミリーアニメフェスタ 2020」が西ホールの残り部分を使用する。主催企画やオフィシャルショップは西ホールアトリウムになる。
南ホール1と2は、コスプレイヤーズワールドとステージに充てられる。しかしこのステージがこれまでより縮小されるようだ。昨年は会場内に4つのステージを設けていたが、今年はAJステージとオープンステージの2つとなっている。
メインエリアの出展小間数は現段階で1026小間、昨年の1040小間とほぼ同じ規模となる。企業・団体数は135社だ。ステージスペースの調整で出展面積を確保したかたちだ。
23日、24日のビジネスエリアは、昨年と同様で会議棟6F会議室と1Fレセプションホールを使用する。こちらは現時点で48社65小間の出展が決まっている。ファミリーエリア15社37小間、前年の10社22小間から大幅増になる。
期間中は前年並みの15万人(前回14万6616人)を見込む。今年もアニメのビッグイベントとして盛り上がりそうだ。
さらに1月27日(月)19時30分より、アニメイト池袋本店9F アニメイトホールにて「AnimeJapanプレゼンテーション」を実施する。AJステージプログラムや、主催企画などをこの場で一挙に発表する。発表の様子はニコニコ生放送、YouTube Live、Periscope にて生配信する予定だ。
AnimeJapan 2020
https://www.anime-japan.jp