東京オリンピックと連動 来夏、池袋で「OTAKU SUMMIT 2020」開催

「OTAKU SUMMIT 2020」

 世界最大規模のスポーツの祭典オリンピックが、2020年夏に東京で開催される。各種競技ですでに様々な話題が溢れるが、スポーツ以外のカルチャーからも「東京オリンピック2020」を盛り上げる試みが明らかになった。
 日本からの海外発信で人気を集めるアニメやマンガが一役を買う。東京都豊島区は国内外のアニメ・マンガ・ゲームイベント主催者を束ねる国際オタクイベント協会(IOEA)と協力して「OTAKU SUMMIT 2020」を2020年6月27日と28日の二日間、池袋地区で開催する。東京2020公認プログラムとなっており、8月8日からスタートする東京オリンピックの前哨戦として、日本のコンテンツカルチャーを世界に発信する。

 期間中は、コンテンツカルチャーに関する学術会議やセミナーを開催。さらに関連展示やカルチャーのトレンドを体感できる場を提供する。文化発信を通じて平和の大切さを発信し、日本コンテンツのファン獲得も目指す。発表に合わせて公式サイトもオープンした。
 セミナーや会議、展示の詳しい内容はまだ明らかにしておらず、今後の発表を待つ。どのようにオリンピックと連動するのかも、気になるところ。

 事務局となるIOEAは、2014年に故人である櫻井孝昌氏らによって設立された。世界中のアニメファン、マンガファンの交流を目指した国際団体で、海外イベント主催を組織化しているのが特徴だ。2019年5月9日現在で、47ヵ国・地域の128イベントが加盟している。「OTAKU SUMMIT 2020」でもこうしたネットワークが活用されそうだ。
 豊島区は、近年カルチャーイベントを中心に地域振興に力を入れている。Japan Content Showcaseや、東京アニメアワードフェスティバル、池袋ハロウィンコスプレフェスなどが地域で開催されている。11月にはとしまマンガ・アニメフェスタの開催も予定されている。「OTAKU SUMMIT 2020」もそうした一環とみていいだろう。2020年にはホールや区民センター、シネコンを収容する巨大施設「Hareza池袋」も完成する。新施設がこうしたイベントの盛り上げにもつながりそうだ。

OTAKU SUMMIT 2020
https://otaku-summit.jp/

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