AnimeJapan 2017開催概要発表 メインエリア大幅拡大、ビジネスデイは平日2日間

AnimeJapan 2017

国内最大級の総合アニメイベント「AnimeJapan 2017」の開催概要が10月3日に発表された。2017年も、国内のアニメ業界が協力して実施する。2015年に法人設立された一般社団法人アニメジャパンが引き続き主催する。
2017年も会場は東京ビッグサイトとし、メインエリアは2017年3月25日(土)・26日(日)の日程で、ビジネスエリアは3月23日(木)・24日(金)の予定で実施する。またキッズファミリーを対象にした「ファミリーアニメフェスタ 2017」を25日(土)・26日(日)に同時開催する。

次回で4回目となるAnimeJapanは、2014年にスタート、2016年には総来場者数が約13万5000人、出展企業・団体数174という巨大イベントに急成長した。2017年の開催規模はさらに拡大する勢いだ。
今回の発表でメインエリア会場が大幅に拡大され、ブース出展可能なスペースも増加することが分かった。
またビジネスエリアの開催日程が、これまでの金曜日と土曜日の2日間から木曜日と金曜日の平日2日間に変更される。メインエリアとビジネスエリアを合せた会期はこれまでの3日間から4日間に延長される。

面積の広がるメインエリアは、東1ホールから7ホールを会場とする。加えて「ファミリーアニメフェスタ2017」が東8ホールを使用する。2016年は両イベントを併せては東1ホールから6ホールとしていたので2ホール分が増えたことになる。東7ホール、8ホールは、東京ビッグサイトが2016年末に新たに竣工する建物で、AnimeJapan 2017は早速これを利用する。

会場のフロアマップも公開された。新しく加わる東7ホールには、特設ステージで最大規模のREDステージ、フードパーク、そしてコスプレイヤーズワールドが移設される。前回は2ヶ所に分かれていたフードコートは1ヶ所に統合される。
GREENステージとBLUEステージは、前回と同様に東1ホールに設けられるが、オープンステージがREDステージのあった東4ホールに移り、拡張されていることがわかる。2017年からはオープンステージも客席前方の着席部分は事前応募・抽選制となるとのことだ。REDステージ、GREENステージ、BLUEステージの座席数は、前回と同じ1500名、1000名、500名と合計で約3000名にもなる。オープンステージも合せて、週末2日間はこの4つがフル稼働となりそうだ。
ファミリーアニメフェスタ2017は、子どもが安心して楽しめることを目的に、2016年にAnimeJapanとエリアと入場口を分けるかたちでスタートした。今回は独立棟になる東8ホールを利用することで、さらに便利になる。

10月3日より出展申し込みの受付も開始した。11月18日まで受け付けるが、予定の小間数に達し次第終了する。12月7日には出展説明会も開催予定だ。出展企業はアニメーション文化と日本の産業の発展につながる企業・団体および個人としており、初出展の場合は審査のための事前登録が必要になる。
2016年には会場面積の限界までの出展があったが、会場の拡大で出展企業の増加、ブースの拡大も期待できる。2017年にはより華やかなAnimeJapanとなりそうだ。

AnimeJapan 2017
https://www.anime-japan.jp/
主催:一般社団法人アニメジャパン

[会場]
[メインエリア] 東京ビッグサイト 東展示棟 東1-7ホール
会期:2017年3月25日(土)・26日(日)
[ビジネスエリア] 会議棟1Fレセプションホール
会期:2017年3月23日(木)・(金)

*写真は昨年のものです。

関連記事

アーカイブ

カテゴリー

ピックアップ記事

  1. 第2回新潟国際アニメーション映画祭
     今年3月に初開催されて話題を呼んだ新潟国際アニメーション映画祭が、2024年3月に第2回を迎える。…
  2. 『いきものさん』© 和田淳・ニューディアー/東映アニメーション
    『いきものさん』の製作で多くの人が驚いたのは、東映アニメーションがそれを担当することだろう。世界的な…
  3. MIFA東京都ブース2023
     東京都がこの10月、11月に、アニメーション分野で海外進出を目指す企業や個人事業主に向けた連続セミ…
ページ上部へ戻る