2007年にスタートした「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズの完結がいよいよ目前に迫ってきた。およそ13年半の時を経て、2021年1月23日に4部作の最終章『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』が全国公開するからだ。
この公開直前にファンには堪らない大きなイベントが実施される。これまで制作された『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序、:破、:Q』の3作品が劇場スクリーンにこれまでにない規模で帰ってくる。それぞれがシリーズ初の4DX版になって劇場上映されるほか、合わせ通常版もスクリーンにかかる。今一度、大画面で「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズを堪能することが出来る。
まず12月4日から『序』を上映、続いて12月11日から『破』、12月18日から『Q』が登場する。毎週1作品ずつ、3週間で3作品が体験できる仕組みである。
新作に合せた旧作の再登板もサプライズだが、今回さらに大きな驚きはその上映規模である。いずれも4D版82館を筆頭に全国373館というとてつもないスケールになった。国内映画興行は新作映画でも300館以上となるのは、相当の大作になる。リバイバル上映でこの数は空前の規模だ。時代を超えて人気のエヴァンゲリオンシリーズの高い人気をあらためて感じさせるものになった。ただし上映は12月24日までと限定されているので注意が必要になる。
まだ公式に明らかになっていない『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』でも、かなり大掛かりな興行が期待出来そうだ。年末から年明けにかけて大きなムーブメントになりそうだ。
このほか本作では「EVANGELION TICKET ARCHIVES」と名付けた企画も始まった。劇場座席指定券の半券を貼り付けるオリジナルデザイン台紙の発売である。12月1日から31日まで、セブン-イレブンのマルチコピー機を利用して1枚200円(税込)6種類のデザインで発売される。
「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」
https://www.evangelion.co.jp/
「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズ4D版&通常版
全国373館(4D版:82館含む)
12/4(金)〜『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 4D版』『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』
12/11(金)〜『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 4D版』『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』
12/18(金)〜『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q 4D版』『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』
期間限定上映 ※12/24(木)終了(予定)
上映劇場一覧:https://theater.toho.co.jp/toho_theaterlist/evangelion-4d.html