ドラゴンボール完全新作で新シリーズ製作 ニューヨークで発表

ドラゴンボールDAIMA(ダイマ)

 世界で最も人気が高い日本発のマンガ・アニメ作品のひとつ「ドラゴンボール」シリーズが、2024年に新たに動き出す。「DRAGON BALL」開始40周年の記念の年に新作のシリーズアニメが製作されることが発表された。『ドラゴンボールDAIMA(ダイマ)』とタイトルされた本作は、原作者・鳥山明が全く新しいエピソードを執筆する。2024年秋に、世界に向けて展開する。
 発表は2023年10月12日、米国ニューヨーク市のジャビットセンターで開催中の大型ポップカルチャーイベント「ニューヨーク・コミコン(New York Comic Con)」内で実施された「DRAGON BALL」のトークイベントである。ここで本作のティザー映像、作品タイトル、さらにロゴが一気に公開された。新シリーズの存在はこれまで一切、分からなかっただけに、まさに電撃的に発表だ。

 『DRAGON BALL』は、鳥山明が1984年から「週刊少年ジャンプ」で約10年半にわたって連載した人気マンガ。単行本の売上は、全世界累計2億6000万部を超える。アニメ作品は東映アニメーションの制作で1986年にスタート、2015年には新シリーズ『ドラゴンボール超』も始まった。また2022年には映画『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』が公開され、日本だけでなく世界でヒットした。
 またゲームやグッズなど、様々なエンタメ分野で世界規模の多角展開をしている。これも人気が高く、世界で最も人気が高く、愛されている、そして稼ぎだした日本作品のひとつと言っていいだろう。新シリーズ発表の場を日本でなく、米国ニューヨークとしたのも、「ドラゴンボール」シリーズの世界への期待を示したものだ。

  新シリーズの『ドラゴンボールDAIMA』のタイトルは、「これまでとはまた違った強めなネーミング」として鳥山明が考えた。また原作だけでなく、ストーリー、キャラクターデザイン、さらに乗り物やモンスター、モブキャラクターなどの設定も自身で描いたという。
 原作・ストーリー・キャラクターデザイン以外のスタッフは明らかにされていないが、東映アニメーションからも情報発表されており、アニメーション制作は同社と見ていい。また本作の放送、あるいは配信などリリース情報も、今回は明らかにされていない。今後の発表を待つことなる。

『ドラゴンボールDAIMA』
原作・ストーリー・キャラクターデザイン:鳥山明

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