吉本興業と NTT グループ グローバルなコンテンツ配信プラットフォームを設立

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 吉本興業と日本電信電話(NTT)は、教育コンテンツなどを国内外に発信するりコンテンツプラットフォームを共同でスタートする。4月22日に明らかにした。プラットフォームは「Laugh & Peace_Mother (ラフアンドピースマザー)powered by NTT Group」と名付けられ、2019年秋以降にビジネス環境が整い次第サービスをスタートする。
 運営会社となる株式会社ラフ&ピース マザーは4月中に沖縄県那覇市の本社を置くかたちで設立する予定だ。代表者には吉本興業・取締役の生沼教行氏が就任する。新会社には NTTグループと吉本興業が出資、さらに海外需要開拓支援機構(クールジャパン機構)の出資も決定している。本プロジェクトが国内だけでなく、積極的に海外マーケットを狙っていくことを感じさせる。クールジャパン機構は段階的に最大100億円を限度に出資する。

 映像や音楽、書籍などインターネットと通じてデジタルでコンテンツを届けるプラットフォーム事業は、成長性の高い有望産業とされている。しかし国内外ではどの分野も多数の事業者が激しい競争を繰り広げている。
 そこでLaugh & Peace_Motherは、「遊びと学び」をコンセプトにすることで差別化を図る。国内外にて市場が拡大している教育を中心としたコンテンツに目をつけた。
 事業スタート後は、「遊びと学び」をテーマとした教育等コンテンツやアプリを制作・配信する。子供たちが映像やゲームAR・VRを楽しみながら、様々なことを学べるようなサービスを目指す。また本社が置かれる沖縄には、プラットフォームの拠点となるアトラクション施設も設ける。バーチャルなコンテンツの世界観をリアルに体感できる場所となる。リアルとバーチャルを連動させる狙いだ。

 テクノロジーのLaugh & Peace_Motherの差別化だ。2020年春より商用サービスを開始する5Gといった最先端技術も積極的に活用する。NTT グループのテクノロジーが大きな役割を果たしそうだ。
 また海外展開を視野にいれているのも特長のひとつになる。日本発の教育コンテンツをアジア中心とした海外にも展開したいとする。ここではクールジャパン機構の持つ海外事業支援のノウハウとの連携が期待される。

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