次回で9回目となる東京アニメアワードフェスティバルが、2022年3月11日から3月14日までの4日間、池袋にて開催されることが決定した。東京アニメアワードフェスティバル実行委員会と一般社団法人日本動画協会が主催し、これまでに引き続き東京・池袋地区を会場とする。
国内外からエントリーされた優秀作品を上映して表彰するコンペティション部門、国内でリリースされた作品から優秀作品を選ぶアニメ オブ ザ イヤー部門、アニメーション産業と文化の発展に貢献した人々を顕彰するアニメ功労部門などが設けられる。期間中は関連作品の上映や展示、さらに国内外の招待作品の上映、こどもアニメーション部門ワークショップも実施する。多彩なイベントでアニメーション文化を盛り上げる。
東京アニメアワードフェスティバルは、2002年にスタートした東京国際アニメフェアの東京アニメアワードに源流を持つ。13年に東京国際アニメフェアが終了したのを機に、14年から国際アニメーション映画祭として現在のかたちに独立、発展した。
「次世代のアニメーション制作を担う人材の発掘・育成」、「東京のアニメーション文化と産業の発展・振興」を掲げている。高いクオリティとオリジナリティのある国内外の作品を上映し、またアニメーション関係者と交流をすることで、東京がアニメーションのハブになることを目指す。
開催決定に合わせて、6月10日よりコンペティション部門の応募受付も開始した。エントリーは長編アニメーション、短編アニメーションのふたつ。昨年より、両部門に加えて学生部門も設けている。
作品は2020年1月1日以降に完成したアニメーション作品であること、国籍、プロ・アマは問わない。60分以上を長編部門、30分未満を短編部門とし、それぞれからグランプリ、優秀賞、他各賞を選出する。学生部門は応募のあった短編作品のなかで日本国内の教育機関の学生作品を自動的にエントリーする。締め切りは短編が2021年10月31日まで、長編は2021年11月10日までとなる。
東京アニメアワードフェスティバル 2022
https://animefestival.jp/ja/
2021年3月11日~14日
会場:東京都・豊島区池袋
主催:東京アニメアワードフェスティバル実行委員会、一般社団法人日本動画協会
共催:東京都