一般社団法人アニメジャパンは、3月23日から4日間の予定で開催されている総合アニメイベント「AnimeJapan 2019」のパブリックデイ2日間(23日、24日)の総来場者数が、14万6500名(見込み)であることを明らかにした。このうち併催する「ファミリーアニメフェスタ 2019」が1万4285名となる。
2018年のパブリックデイ14万8946人からは1.6%の微減だが、前年に引き続きアニメファンの人気を集めた。
イベントの人気は、163社1040小間と過去最高となった企業の出展ブース、さらに4つの大型ステージを中心としたステージイベントなどである。一方で会場の拡大や効率的な導線の確保で、動員の多さに較べてゆっくりと楽しめるものとなった。
25日、26日には、引き続きビジネスマッチングを目的とした、ビジネスデイが実施される。こちらは前年は3385人の来場者があった。今年も前年並みが見込まれることから、4日間全体では約15万人の動員となりそうだ。
一般社団法人アニメジャパンは、パプリックデイ来場者数と合わせて、2020年の開催も発表した。来年も本年と同じ3月の第3週から4日間の予定で開催する。
3月21日(土)と22日(日)の2日間が、ファン向けでメインエリアを中心にしたパブリックデイ、23日(月)、24日(火)が業界向けのビジネスデイとなる。2019年に初めてビジネスデイを前半から後半に移動したが、2020年もこれを引き継ぐ。
大きな変更もある。本年は会場を東京ビッグサイトの東ホール1~8としていたが、20年は西ホール、そして新設される南ホールのふたつに移動する。これは20年夏に開催される東京オリンピックの準備のため東ホールが使用できなくなるためと見られる。東京ビッグサイト以外の会場も予想されたが、ホールは変わるがファンにとっては馴染みの場所で継続するかたちだ。