2月6日に、2019年3月期第3四半期の決算発表をしたバンダイナムコホールディングスは、事業の好調を受けて通期連結業績予想を上方修正した。連結売上高は6500億円から7100億円に、営業利益は600億円から750億円に、経常利益は610億円から760億円に、そして当期純利益は430億円から540億円に引き上げられる。
売上高は過去最高であった2018年3月期を大きく上回り、その記録を更新することになる。そして利益面でも、好調だった前年並みを確保する。
修正理由については、第3四半期までの実績と第4四半期に予定する商品・サービスのマーケティング計画などを挙げている。具体的なセクターや商品は挙げられておらず、主要事業全般で好調を維持したようだ。
実際に第3四半期までにトイホビー事業、ネットワークエンターテイメント事業、リアルエンターテインメト事業、映像音楽事業で増収増益を実現した。
ホールディングス全体でも、第3四半期までで売上高5287億6300万円(9.4%増)、営業利益698億5500万円(30.7%増)、経常利益714億5500万円(30.6%増)、当期純利益535億100万円(30.9%増)と好調だ。