アヌシーの国際アニメーション見本市MIFA 2019年は会場大きく拡大

2019 MIFA

 6月10日から15日まで、フランスのアヌシー国際アニメーション映画祭と併せて国際見本市MIFAが開催される。この2019年のイベントに向けて、MIFAの施設が大幅に強化されることが発表された。
 これまでMIFAの会場は、映画祭のメイン会場より20分ほど歩くインペリアルパレスホテルとそれに隣接する仮設パビリオンとなっていた。2019年も引き続きこれらの会場を利用するが、仮設パビリオンが拡大される。ウェルカエリアも設けられ、アヌシー湖岸のクラブ施設が会場の一部として活用される。

 アヌシー国際アニメーション映画祭は世界最大のアニメーション映画祭として知られている。歴史が長いだけでなく、近年は映画業界でのアニメーションの影響力拡大も取り込みイベントの成長が著しい。CGやVRなどの新技術やジャンルの取り込み、さらに北米・アジア・新興国など海外へのアプローチも積極的だ。
 国際見本市・企画部門であるMIFAもそのひとつである。展示エリアでのビジネスマッチングや企画ピッチは勿論、ファイナンスやマーケティング、テクノロジーなどでの情報交換、リクリーティングなどの機能充実に力をいれる。
 
 2018年のMIFAの来場者は前年比23%増の3800人。世界75ヵ国から490人のバイヤー、827の出展企業・団体が集まった。
 一方で参加者、トークセッションの増加で、会場の施設では手狭感が増し不便さを強いられていた。そこで今回会場施設の拡大で改善を図るようだ。

 まずウェルカムエリアとプレスルームが、ホテルの正面に新たに設けられる仮設スペースに移る。さらにこれでは会場の外であった湖岸のクラブとその周辺の公園部分をMIFAのプライベートエリアとし、商談や食事、パーティーなどに活用する。カンファレンスやセミナー以外の部分を外に展開することで、ホテル内に余裕が生まれそうだ。
 展示会場やトークセミナーのスペースも広がる。仮設施設のうち湖上に設置されて部分が2倍以上に広がり、新たな展示会場と300人収容のコンファレンスルームが設けられる。出展団体増加のニーズに応える。

 2019年がゲスト国として、映画祭・MIFAで日本にフォーカスすることが2018年6月に発表されている。今年は日本からの企画・参加者もさらに増加するとみられる。日本の関係者も、こうした新施設を積極的に活用することになりそうだ。

MIFA https://www.annecy.org/home

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