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東京ゲームショウ2016 ビジネスデイ来場者数6万5000人超、前年比11%増で史上最高
- 2016/9/17
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2016年9月15日から千葉・幕張メッセで開催されている東京ゲームショウ2016(TGS2016)がビジネス関係者から大きな関心を集めた。主催者発表によれば、15日、16日のビジネデイ2日間の来場者数は6万5033人と前年比で10.9%との高い伸びとなった。15日が3万1399人、16日が3万3634人と両日とも3万人を超える盛況となった。
ビジネスデイは、4日間の開催期間のうち前半2日間をビジネス関係者、メディアに限定して公開するものだ。最新の作品、技術を紹介しながらビジネスにつなげる。一般の企業ブースのほか、ビジネスデイに限定出展するブースや、ビジネスセミナーも設けられる。
ビジネスデイ来場者数としては、ビジネスデイが1日から2日間に拡大された2007年以降で最高となる。6万人超えは2007年以来9年ぶりとなるが、2007年までは現在では行われていないゲーム関連の学生のビジネスデイ入場が可能であったため、実質6万人超えは初だ。
今年のTGSはVR(仮想現実)が一大テーマとなり、関連ハード、ソフトが会場を覆い尽くした。VRはゲームだけでなく、映画やアニメ、アミューズメントパークからも注目されており、ゲーム業界以外からも興味深いイベントとなった。
TGSのビジネスデイ来場者数は、2012年の5万1895人から一貫して増加を続けている。過去数年、主催者が東京ゲームショウのビジネス機能の強化を積極的に進めていることも理由とみられる。ビジネスミーテイングのスペースの確保や、海外企業の積極的な招致などが結果につながっている。
アジア重視の戦略も地域経済、ゲーム産業の急成長もあり、うまくはまった。さらにこれまでのゲーム機メーカーだけでなく、ソーシャルゲームなども呼び込むことで、市場拡大に成功した。
17日一般公開日には、会場は今度はゲームファンで埋め尽くされた。会期4日間を通しても、引き続き大人気となりそうだ。