「Fate/Grand Order」東アジア、北米に続き東南アジアでサービス開始

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 国内で高い人気を誇るスマホアプリゲーム『Fate/Grand Order』の海外展開が着々と進んでいる。同作の英語版をリリースするアニプレックスは、4月19日より配信地域を東南アジアとオーストラリアに拡大した。App Store とGoogle Playの双方でダウンロードが出来る。
 英語版は2017年6月にリリースされたが、これまでは米国とカナダの北米地域のみで配信されていた。これに新たにシンガポール、フィリピン、ベトナム、タイの東南アジア4ヵ国、そしてオーストラリアが加わる。いずれも日本アニメ、「Fate」シリーズの人気の高い国だけに、ゲームのさらなる国際的な広がりが期待出来る。

 『Fate/Grand Order』は、TYPE-MOONが生み出したゲームシリーズ「Fate」に基づいたロールプレイング型のスマホアプリゲームだ。デライトワークスが開発し、2015年夏にアニプレックスが配信を開始した。アニメやゲームを通じたシリーズの高い人気もあり大ヒットになっている。
 
 海外展開にも積極的で、2016年10月には中国に上陸している。中国では現地のアニメ企業ビリビリがサービスを提供し、日本と同様に大ヒットになった。同社の売上げ拡大にも貢献している。その後も、2017年に台湾、香港、韓国、北米でサービスを開始している。
 今回、東南アジアとオーストラリアが加わることで、ゲームは東アジア、東南アジア、北米、オーストラリアと世界の広い地域で遊べることになった。『Fate/Grand Order』は国際的なスマホアプリゲームと言っていいだろう。今後、スマホアプリゲームで国際展開を目指す日本企業にとっても、その展開は参考になるはずだ。

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