デンマークのアニメーション・ワークショップ(The Animation Workshop)が、今年で2回目となる長期滞在型のコンテンツ企画開発ワークショップの参加者の募集を開始した。
前回よりプログラムに柔軟性を持たせることで、滞在期間を最短15日間から最長で28 日間とする。より多くの人に参加しやすいかたちを目指した。募集締め切りは2018年5月15日まで。
プログラムは「ニッポンノルディック – ユニバース・アクセラレータ(NipponNordic Universe Accelerator」と名付けられたもので、2017年に初めて実施された。期間中、参加者はアニメーションやマンガ、ゲーム、映像などのコンテツ企画を開発、現場で活躍する専門家がゲスト講師として指導する。最終的にそれをプレゼンテーションすることでビジネス展開を目指す。
日本からの参加者はコンテンツ企画開発を学ぶと同時に、ヨーロッパでのクリエイターやビジネスパーソンとの人脈を広げることが可能だ。前回は日本から参加した東京藝術大学映像研究科博士後期課程在籍中のニコラス・グアリンさんが優秀賞を受賞、今年のアヌシー国際アニメーション映画祭の国際見本市MIFAにてピッチを行う。
プログラムは9月3日にスタート、9月30日まで続くが、最短コースでは9月10日~24日の15日間を選択することが可能である。費用は前回に引続き渡航費(航空券)と宿泊費が無料となっている。若手でも参加しやすい。
ただしプロのクリエイターであることが応募の条件になる。日本人、デンマーク人だけでなく、日本もしくは北欧で活動していることが必要だ。また中級程度の英語力が求められる。
日本とデンマークの双方で募集を行い。両サイドから各8名を選考のうえ決定する。募集の詳細は、公式サイトに確認出来る。
ニッポンノルディック – ユニバース・アクセラレータ
NipponNordic Universe Accelerator
https://www.nippon-nordic.com/