3月22日から25日まで、ビジネスデイとパブリックデイ合わせて4日間開催されるAnimeJapan2018は、国内最大級のアニメ総合イベントである。アニメファンへの最新作の紹介からビジネスまで、業界を盛り上げる様々な企画で満載だ。
アニメ業界の人材育成は、AnimeJapan2018の重要な機能のひとつになっている。毎年アニメのクリエイションの仕事を広く紹介し、クリエイター向けのセミナーを実施、時には就職相談も受け付ける。
その一環であるクリエイションセミナーがこのほど発表された。全部で4プログラムとなっている。いずれも業界向けのビジネスデイではなく、ファンが気軽に参加できるパブリックデイ(24日、25日)に設けられている。いずれも会場内のプレゼンテーションステージでの開催を予定している。
会場では、Production Works Galleryや「アニメのお仕事」コーナーで関連展示を予定している。合わせて見れば、理解も広がりそうだ。
まず24日(土)は、14時半からの「劇場版『名探偵コナン』の宣伝について」。「劇場版『名探偵コナン』の宣伝について」では、東宝の宣伝プロデューサー林原祥一氏と読売テレビ チーフプロデューサー諏訪道彦氏がアニメ映画の宣伝について語る。
25日(日)は、11時30分からの「『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』のつくり方」、13時30分からの 「「3DCGの現在とアニメの未来」について」。15時15分からの「PRINTGEEK×MdN presents グラフィックデザイナーが広げるアニメの世界」である。
「『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』のつくり方」は、サンライズから谷口理プロデューサー、CGプロデューサーの井上喜一郎氏が登壇。セルアニメとCGアニメを併用した制作工程にスポットを当てる。
「3DCGの現在とアニメの未来」でも、CGアニメの作り方がテーマになる。藤津亮太氏の司会のもと、『GODZILLA 惑星怪獣』の瀬下寛之監督、造形監督の片塰満則氏、CGキャラクターデザインの森山佑樹氏が出演と豪華だ。
「グラフィックデザイナーが広げるアニメの世界」は、アニメとグラフィックデザインという珍しい切口。この分野の専門家である草野剛氏、染谷洋平氏を迎える。
AnimeJapan 2018
http://www.anime-japan.jp
■ 劇場版『名探偵コナン』の宣伝について
3月24日(土) 14:30~15:30
東宝 宣伝プロデューサー 林原祥一
読売テレビ チーフプロデューサー 諏訪道彦
■ 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』のつくり方
3月25日(日) 11:30~12:30
[サンライズ]
プロデューサー 谷口理
CGプロデューサーの井上喜一郎
■ 「3DCGの現在とアニメの未来」について
3月25日(日) 13:30~14:30
[ポリゴン・ピクチュアズ]
瀬下寛之(監督)、片塰満則(造形監督)、森山佑樹(CGキャラクターデザイン)
司会:アニメ評論家 藤津亮太
■ 「PRINTGEEK×MdN presents グラフィックデザイナーが広げるアニメの世界」
3月25日(日) 15:15~16:45
草野剛デザイン事務所 草野剛
BALCOLONY. 染谷洋平
司会: PRINTGEEK 野口尚子、MdN編集長 本信光理