毎年3月、東京ビッグサイトを会場に開催されるアニメ総合イベント「AnimeJapan」が、2018年の出展企業・団体の概要を発表した。ブース出展はメインエリアとビジネスエリアを併せて222社と、現時点で過去最高に達した。出展小間数は960小間がすでに決っている。
また2018年1月26日には、東京・アニメイト池袋本店のアニメイトホールにて、恒例の「AnimeJapanプレゼンテーション」が開催される。AnimeJapan2018期間中に会場内に設けられるステージプログラムや主催企画などが発表される。2ヵ月後に迫るイベントに向けて大きく盛り上げる。
プレゼンテーションの様子は26日19時から、バンダイチャンネルとニコニコ生放送にてライブ配信される予定だ。さらに一般観覧も募集する。当日アニメイト池袋本店1Fコンシェルジュカウンターにて、観覧希望者に先着順で参加券を配布する。さらに観覧者には、AnimeJapan 2018入場券(ステージ応募権付き)がプレゼントされる。
AnimeJapanは、国内アニメ企業が協力して2014年にスタートした国内最大級のアニメイベントである。作品を紹介する企業・団体のブースやステージイベントなどのファン向けの企画のほか、ビジネス見本市やセミナー、さらにアニメの仕事の紹介など多彩な面を持っている。アニメを広く紹介するイベントとして、年々規模と、来場者数を拡大してきた。
2017年は会期4日間のうち前半2日間をビジネス向け、後半2日間をファン向けに展開した。4日間で来場者数は過去最高の14万5453人に達した。
5周年を迎える2018年は、これにさらに勢いがつきそうだ。1月12日の時点で出展企業・団体数が2017年の200社を上回っている。
とりわけ注目されるのはビジネスエリアで、昨年の52社から64社75小間に大きく増加することだ。アニメとファンが出会う場としてだけでなく、企業と企業が出会う場として評価が高まっているようだ。NHKエンタープライズ、GREE、DMM pictures、TBS、テレビ東京、ブシロードといった企業が新たに出展する。
一方メインエリアは158社885小間となる。こちらはアスミック・エース、サイエンスSARU、ツインエンジン、NETFLIX、サウジアラビアのマンガプロダクションズ、ヤオヨロズ、レベルファイブといった企業が新たな参加だ。
また特別協賛として、ソニーがグループ会社のアニプレックスの運営する「Fate/Grand Order」と伴に参加するのも注目される。このほか協賛ではゴジラ・ストア×TOHO animation STORE、LIVE DAM STADIUM、SANKYO、dアニメストア、フィールズが名を連ね、後援として一般社団法人 日本動画協会とコミック出版社の会が加わる。
2018年の会期はメインエリアが3月24日、25日、ビジネスエリアは3月22日、23日の合計4日間。会場は東京ビッグサイトで、メインエリアは東ホール1~8まで、ビジネスエリアは会議棟1Fレセプションホールを使用する。2017年に引き続き、多くの人出で賑いそうだ。
AnimeJapan 2018
http://www.anime-japan.jp