創通の第1Q決算が減少増益 ライツ事業の減収減益が響く


 アニメ企画・製作の創通が、2018年8月期第1四半期の決算を発表、減収増益となった。売上高は33億1700万円と11.6%減少したものの、営業利益は5億2400万円(11.5%増)、経常利益は5億2300万円(16.1%減)、純利益は3億9300万円と増加した。
 利益の伸びは、前年同期には劇場アニメの製作費用の償却があった反動があったためだ。そうした点では、全体に伸び悩んだと言える。

 主力のメディア事業は売上高23億4700万円(9.4%減)、営業利益は8700万円。売上げの減少は、販促・集客キャンペーンの新規受注の減少によるものだ。アニメ番組の企画・製作では、『それいけ!アンパンマン』などの継続番組のほか、『十二大戦』や『Just Because!』といった新作がある。
 ライツ事業は売上高9億2100万円(16.8%減)、営業利益4億6000万円(2.2%減)。創通では計画どおりとするが、売上の落ち込みが大きい。「ガンダム」シリーズは堅調だったが、他の作品の製作委員会からの配分収入の減少が響いた。

 創通は通期の連結業績予想で、売上高は210億円(7.3%増)、営業利益3億1200万円(3.1%増)、経常利益3億1300万円(3.1%増)、小幅ながら増収増益を見通す。第2四半期以降、新作の動向などが鍵になりそうだ。

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