2016年に幕張メッセで開催され注目された東京コミコンが、2017年も「東京コミックコンベンション2017」として実施される。2017年12月1日から3日まで3日間、同じ幕張メッセを会場に海外のコミックやハリウッド映画などのインターナショナルなエンタテインメントが集合する。
また主催者の株式会社東京コミックコンベンションと東京コミックコンベンション実行委員会は、5月29日より協賛企業、出展者の募集を開始した。昨年よりも早いスタートで、より多くの企業参加を目指しているようだ。
東京コミコンは、北米で盛んなコミコン形式のイベントを日本に持ち込もうとして、2016年12月に初めて行われた。シリコンバレー・コミコンを成功させたスタン・リー氏、スティーブ・ウォズニアック氏が日本のパートナーと手を組むことで実現したものだ。
コミコンはもともとアメコミのファンイベントに起原がある。しかし、東京コミコンではサンディエゴ・コミコンやニューヨーク・コミコンに近い、ハリウッド映画をフィーチャーするスタイルを導入。ハリウッド俳優のサイン会や、映画で使用されたアイテムやコスチュームの展示が人気を呼んだ。これがアメコミファンだけでなく、洋画ファンを呼び込み、期間中、3万人を超える人出と成功を収めた。
2017年はこれを受けての開催で、より拡大した規模を目指す。会場は昨年同じ幕張メッセのホール9~11だが、出展企業は昨年実績の111社を上回る130社~150社が目標にする。来場者数も、約5万人と大幅増を見込む。来場者のチケット発売やチケット価格などは、今後の発表となる。
2016年は初回ということもあり、企業募集やイベント告知の遅れなども目立った。これらを踏まえてさらなる拡大を目指す東京コミコンは、米国型のコミコンイベントが日本に根づくのかの試金石になりそうだ。
東京コミックコンベンション2017(東京コミコン2017)
http://tokyocomiccon.jp/