DeNA「マンガボックス」から初TVアニメ化 「恋と噓」17年夏放送開始

「恋と噓」

 ネット時代の発展と共に、ウェブマガジンで連載されるマンガのテレビアニメ化は最早珍しくなくなっている。そうしたネット発のアニメ化の波は、いよいよマンガアプリにまで拡大してきた。
 2017年2月18日、ディー・エヌ・エー(DeNA)は、同社が開発・運営するマンガ雑誌アプリ「マンガボックス」に連載するムサヲの描く『恋と噓』のテレビアニメ化を発表した。2017年夏に放送開始する。「マンガボックス」からテレビアニメの原作が登場するのは初になる。

 アニメ化にあたっては、ライデンフィルムがアニメーション制作を担当する。ライデンフィルムは『石膏ボーイズ』、『山田くんと7人の魔女』、『彼女と彼女の猫 -Everything Flows-』といった作品を制作している。また監督は『石膏ボーイズ』、『山田くんと7人の魔女』の宅野誠起を起用する。
 18日には、早速、公式サイト、公式Twitterがオープン。ティザービジュアルやティザーPVも公開するなど早くもプロモーションに力をいれる。

 「マンガボックス」は、新しいマンガの体験を届けるべく、2013年に鳴物入りでスタートした。モバイルコンテンツを得意とするDeNAが、マンガ編集者を起用して週刊形式でマンガを連載する。アプリのダウンロード数は1000万を超え、日本を代表するマンガアプリだ。
 無料で読める作品を数多く取り揃え、ここだけのオリジナルの作品も多く連載する。紙雑誌に負けない、新たなヒット作の発信を目指す。対応言語は日本語、英語、繁体字(中国語)、さらの世界140ヵ国・地域に配信とグローバルな体制も特徴となっている。2014年春からは紙と電子書籍での単行本発売も開始した。

 『恋と噓』も、そうして誕生したオリジナル作品のひとつだ。2014年8月に「マンガボックス」に連載開始、一ヶ月あたりの閲覧者数は350万人を超える。超・少子化対策を生み出した近未来の結婚システムを背景に少年少女たち恋物語も描く本作は、単行本もヒットになっている。

 マンガアプリからのアニメ化は、やはり大型アプリである「comico」がいち早く乗り出している。『ReLIFE』、『ナンバカ』、『ももくり』など話題作も数多い。
 『恋と噓』は、これに対する「マンガボックス」が満を持した作品と言えそうだ。『恋と噓』は勿論、今後の動きも気になるアニメ化となった。

『恋と噓』公式サイト http://koiuso-anime.com/
原作: ムサヲ(講談社週刊少年マガジン編集部・DeNA「マンガボックス」連載)
監督: 宅野誠起
制作: ライデンフィルム

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