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2016年映像ソフト売上高2044億円 前年比6.2%減 12年連続マイナスに
- 2017/2/9
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日本映像ソフト協会は2017年2月8日に、2016年12月度のビデオソフト売上速報を発表した。これに併せて、2016年1月から12月までの年間累計売上高も明らかになった。
発表によれば、2016年の個人向け・レンタル店向け・業務用・特殊ルートでのBlu-ray・DVDの売上は合算して2044億7400万円となる。特殊ルートは雑誌やマンガ単行本、食玩など同梱される映像ソフトで、近年の数量増加により2017年から新たに加わった。年間の売上高は11億3500万円としている。
売上高2044億7400万円は、前年比で6.2%の減少になる。近年、映像作品の楽しみ方が多様化していることから、映像ソフト売上高は漸減傾向が続いている。市場の縮小は2005年以来12年連続となる。ピークであった2004年の3753億円に比較して、4割以上の売り上げを減らしている。
2016年は個人向けの販売Blu-rayとDVDの双方で前年比マイナスとなったほか、レンタル店向けのDVD販売が二桁マイナス(10.9%)ときつかった。
また数量ベースの売上では、7276万7000枚と、こちらは0.7%の微増となった。こちらはレンタル店用向けの伸びが大きかった。
2016年の詳しい動向は、日本映像ソフト協会が発表する「JVA2016統計調査結果」にて公表される。