河森正治の新アニメシリーズプロジェクトは日中共同製作 2017年公開予定


2016年7月2日に米国ロサンゼルスで開催されたAnime Expo 2016で製作発表されたクリエイター河森正治の新作アニメは、日本と中国の共同製作になる。会場で日本のアニメ製作会社サテライトと共にプロデュースを手がけることが明らかにされたXiamen Skyloong Mediaは、中国の廈門市の海天雲龍(廈門)文化伝媒有限公司(海天云龙(厦门)文化传媒有限公司)のことだ。同社が拠点を構える廈門は中国福建省南部の経済特区で、海峡を隔てて台湾と接している。
Xiamen Skyloongは、国際的なアニメーション事業を手掛けるとしており、河森正治とのアニメ作品は、その大型企画になる。同社の公式サイトでは、早速、今回のプロジェクトを紹介している。

河森正治は長年「マクロス」シリーズに関わってきたほか、「アクエリオン」シリーズ、『地球少女アルジェナ』などの代表作がある。アニメ監督・演出だけでなく原作、脚本、メカニカルデザインとして多彩な才能を発揮する。日本を代表するクリエイターだ。
今回発表された作品は「河森正治 THE NEXT」とタイトルされており、正式タイトルは明らかにされていない。しかし、新プロジェクトが全26話のシリーズであること、近未来を舞台にすることが説明されている。その世界では人間とAI(人工知能)の境界が曖昧になっており、さらに“カンブリア爆発”に匹敵する急激な生物進化が起きている。その進化の影響は物質からテクノロジーとあらゆる場所に広がっている。登場人物たちは、そこで過酷な戦いを繰り広げる。
河森が長年、テーマにしてきた“生命”がここで新たなかたちで提示されそうだ。またプリプロダクションは、すでにほぼ完成しており、2017年秋から18年にかけてリリースされる予定。

また本作は、世界全体をターゲットにしているという。中国との共同製作、発表の場を米国のAnime Expoとしたのも、そうしたグローバルな展開を意識して言るだろう。さらに今後、作品がどのようなかたちでリリースされるのかも気になるところだ。今回、アニメシリーズとだけ発表し、テレビアニメシリーズとしていないことから、配信での展開も視野に入れていそうだ。
スタッフやキャラクターなどの情報も含めて、新たな発表が待たれる。

河森正治 THE NEXT
http://www.project-the-next.com/

海天雲龍(廈門)文化伝媒有限公司(海天云龙(厦门)文化传媒有限公司)
http://skyloong.net/


(c)2016 Shoji Kawamori, Satelight / Xiamen Skyloong Media

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