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「JUNK HEAD」堀貴秀監督次回作の制作費に、映画使用アイテム184点をオークション販売
- 2025/8/7
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2021年に公開された『JUNK HEAD』、今年公開された『JUNK WORLD』は、堀貴秀監督によるストップモーションの長編アニメーション映画である。地下世界で繰り広げる人間と人工生命体の物語は、堀貴秀監督の圧倒的なイマジネーションにより強烈な映像を生み出している。
その『JUNK HEAD』、『JUNK WORLD』の作品制作に実際に使用された数々のストップモーションのアイテムが、このほど誰でも参加できるオークションで販売されている。2025年8月6日から、ネットオークションサイト「モバオク」で開催されている「JUNK WORLDオークション」である。
ストップモーションで使用される人形やセットはどれも一点もので、通常はなかなか手に入らないものである。それが今回は『JUNK HEAD』や『JUNK WORLD』の主要キャラクターの人形から映画のなかで印象的なシーンを彩った数々のセットまで、全部で184点にも及ぶ。
オークションに出品するのは、『JUNK HEAD』や『JUNK WORLD』を制作してきた堀貴秀監督の株式会社やみけんが実施する。制作者自らの大量出品は驚きだが、今回のオークションは、次回作の制作費の調達を兼ねている。
もともと映画はインディーズ作品として堀貴秀監督の個人制作としてスタートした。このため予算が限られ、潤沢とはいえない。
一方で、本作は『JUNK HEAD』、『JUNK WORLD』、そしてこれから制作に入る『JUNK END』の3部作を予定している。オークションの売上は第3部の完結編『JUNK END』の制作を目指す一助となる。
オークションのスタート価格は、3万円から150万円まで。安いと言えないが、その芸術性と稀少性を反映したものと言えるだろう。
オークションは8月6日にスタートし、8月24日22時に終了する。ただし最終段階で入札が続く場合は自動延長が行われる。
JUNK WORLDオークション
https://www.promo.mbok.jp/junkworld-auction