12スクリーン2500席の大型シネコン 東池袋一丁目で開発着手、2019年に開業目指す


映画興業チェーンを運営する佐々木興業は、東急不動産と共に池袋で進める大型商業施設の開発計画「(仮称)東池袋一丁目シネマコンプレックスプロジェクト」に着手したことを発表した。同プロジェクトはJR池袋東口から徒歩4分の敷地に、地下2階地上14階の商業施設を建設するというもの。ビル内には、12スクリーン約2500席、首都圏でも有数のシネコンを収容するのが目玉である。シネコンは佐々木興業が運営する。
同地区の開発計画は、2014年に一度記者発表されている。その際は、2017年の開業としていたが、開発着手が遅れていた。しかし、2016年6月より既存ビルの解体が始まり、開業へ向けて動き出したのを機にあらためての発表となり、開業予定も2019年と明らかにされた。

以前の発表では、地下1階地上15階となっていたが、新たな計画では地下2階地上14階に変更された。しかし、収容するシネコンの概要はスクリーン数12など、当初計画とほぼ同様となっている。
なかでも目玉となるのが、次世代のシステム「IMAX with LASER」を東日本では初めて導入する巨大スクリーンである。その大きさは、高さ18m超、幅26mにもなる。4DXを初めとする最新鋭の映像・音響システムも導入する。プレミアな上映体験へのニーズが高まるなか、これに応える。

開発者によれば、建設されている池袋駅のサンシャイン通り沿い付近は、豊島区庁舎跡地等の大型開発もあり、今後回遊性の高まりが期待されている。アニメファンにとっては大型グッズショップ アニメイト池袋本店があることでもお馴染みのエリアだ。そうした賑わいを集客に活かすことになる。
一方都内では、近隣の新宿エリアに2015年4月に12スクリーン約2300席の巨大シネコンTOHOシネマズ新宿がオープンしたばかりだ。15年には二子玉川に10スクリーン1665席の109シネマズ二子玉川も開業している。さらに2017年8月には上野にTOHOシネマズが、2018年には全13スクリーン約3000席のTOHOシネマズ日比谷が(仮称)が銀座・有楽町にも近い場所に誕生する予定だ。
映画の観客動員数が安定するなかで、都内で大型シネコンの相次ぎ、競争が激化している。そうしたなかで池袋の地の利を活かしてどう戦うかのか、シネコンビジネスの潮流も合わせて注目だ。

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