海外共同制作、Unreal Engine 5を使った新作ガンダムシリーズがNetflixで世界独占配信


 映像配信プラットフォームの世界的大手Netflixで、宇宙世紀を舞台にした新作ガンダムシリーズが配信される。バンダイナムコフィルムワークスは、2023年12月4日、新作オリジナルアニメーション『機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム』のNetflixでの世界独占配信決定を発表した。

 本作の製作は今年7月、ロサンゼルスで開催された「Anime Expo2023」で発表されていた。企画・製作は日本のバンダイナムコフィルムワークスが担当するが、制作は国内のガンダムシリーズのアニメでお馴染みのサンライズに加えて、米国のCGプロダクションSAFEHOUSEが加わる。監督はドイツ人で『バイオハザード:インフィニット ダークネス』で活躍したエラスマス・ブロスダウが起用された。
 制作にあたってはUnreal Engine 5を使用する。ゲーム制作を中心に3DCG映像制作で使われる最新技術である。海外との合作とのビジネス面、さらに新技術の導入と表現面、ガンダムでの新しいビジネスが盛り沢山の企画となった。

 物語の舞台はガンダムシリーズではお馴染みの『機動戦士ガンダム』と同じ宇宙世紀の世界の一年戦争の頃。これまでのシリーズでは描かれることの少なかったヨーロッパ戦線にフォーカスする。
 1エピソード30分で全6話は通常のテレビシリーズよりはやや短く、長編映画よりはボリュームのあるサイズだ。脚本は『Tekken: Bloodline』『トランスフォーマー サイバーバース』のギャビン・ハイナイトが務める。
 Netflixの世界独占配信の決定と共に、ティザーPV第2弾も公開されている。そこにはザクをはじめ、お馴染みのメカも多数描かれている。本編開始までの時間を盛り上がるのに十分だ。

『機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム』
https://gundam-requiem.net

[スタッフ]
企画:バンダイナムコフィルムワークス
制作:サンライズ
共同制作:SAFEHOUSE
監督:エラスマス・ブロスダウ
エグゼクティブプロデューサー: 浅沼誠、小形尚弘、櫻井大樹、ギャビン・ハイナイト
アニメーションプロデューサー/音響監督: 由良浩明
プロデュサー: 彌富健一
脚本: ギャビン・ハイナイト
キャラクターデザイン: マヌエル・アウグスト・ディシンジャー・モウラ
メカニカルデザイン: 山根公利
ディレクター・オブ・フォトグラフィ: 笠岡淳平
音楽: ウィルバート・ロジェ II
製作: バンダイナムコフィルムワークス

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