マレーシアで日本企業が期間限定の「ポケモンカフェ」 レッグス現地子会社が運営

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マーケティングや商品企画・プロモーションのレッグスが、現地子会社を通じて2016年11月23日よりマレーシアのクアランプールにて『ポケットモンスター』をコンセプトにしたカフェ「Pokémon Cafe」をオープンした。東南アジアでも有数の規模を持つクアラルンプールのMid Valley Megamallのイオン内に設けられ、2017年2月28日までの3ヵ月あまり営業をする予定だ。
運営をするのは、レッグスの100%子会社で2015年6月に現地で設立されたLEGS MARKETING SERVICES(MALAYSIA)である。店内には、カフェのほかキャラクターグッズを販売するコーナーも設置される。キャラクターの人気を飲食と商品販売に結びつける。また目を惹く店づくりは、キャラクターの人気向上にも結びつきそうだ。

レッグスは1988年設立、プレミア商品の企画・開発やプロモーションの企画・マネジメントをする。近年はアニメやマンガなどを活用とした、商品やプロモーションに高い実績を持つ。大手企業による話題のキャラクターコラボレーションでは、レッグスが企画参加しているケースも多い。
また海外事業展開にも積極的で、中国・上海、深浅、シンガポール、マレーシア、韓国、米国・カリフォルニアに拠点を持つ。特にアジア地域を中心に海外で人気の高い日本のコンテンツと企業を結びつけるなど国内で培ったノウハウを活かしている。上海ローソンでの日本キャラクターとのコラボレーションなどが知られている。

日本ではアニメやゲーム、マンガを題材にしたコラボレーションカフェは、近年急速に広がお馴染みになってきている。その市場の大きさも関心を集めている。
しかし、海外ではまだまだ数は少ない。特に日本企業が手がける例はほとんどなく、レッグスの試みとその展開は、注目されそうだ。

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