「京都国際クリエイターズアワード」開催、CGアニメコンテスト部門も

アニメーター

 国内外の才能の発掘で大きな役割を果たしてきた「京都国際マンガ・アニメ大賞」が、今年は装いも新たに実施されることになった。今年から新たに「コミックコンテスト」と「CGアニメコンテスト」の2ジャンルにまとめる。そのうえで名称を「京都国際クリエイターズアワード 2023」とする。
 作品の募集はコミックコンテストが2023年8月31日まで、CGアニメコンテストは7月31日まで。審査のうえ10月上旬に受賞者に通知する。主催は京都市のほか、京都国際マンガ・アニメフェア実行委員会も加わるが、授賞式は11月中旬に京都で予定している。9月の「京都国際マンガ・アニメフェア」とは別になりそうだ。

 前身の「京都国際マンガ・アニメ大賞」は、クリエイターの新たな才能の発掘と育成を目指してきた。国外からも応募が多く、これをきっかけに日本や海外でのデビューを果たした作家もいる。 
 昨年まではマンガ、イラスト、CGアニメの3分野に分けてそれぞれに大賞を出していた。今年からはマンガ・イラスト部門が統合したうえで、「ストーリーマンガ」、「作画」、「コマ割り」の3部門に分ける。審査員特別賞などが与えられる。
 作品の選考にあたる特別審査員も発表されている。コミックコンテストは、少年ジャンプ+編集部の林 士平氏、LINE Digital Frontierの小林俊一氏、マッグガーデンの後藤良介氏の3人。CGアニメコンテストは、プロデューサーの濱中良氏、監督でスタジオアールエフ代表取締役も務めるロマのフ比嘉氏、DoGA代表の鎌田優氏である。

京都国際クリエイターズアワード 2023 作品募集ページ
https://www.vipo.or.jp/news/35955/

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